京都府の自宅でネイルサロンを営む主婦の高森杏寿(たかもりあず)は、夫の純平と娘の七香と幸せな家庭を築いていた。しかし、純平は会社の同僚である井筒里奈と浮気をしていたことが判明する。
杏寿と純平は別れるべきか、やり直すべきか、それぞれの想いを模索する。一方、自身も夫と子がいる身でありながら純平を想う里奈は、二人を別れさせるために様々な策謀を巡らせる。
第1巻
30歳の「ネイリスト主婦」杏寿。優しい夫と子供にも恵まれ、幸せな毎日を送っていた。
そんなある日、見知らぬ男からかかってきた一本の電話が、その全てを壊し始める……!
第2巻
純平の浮気が明らかになり、杏寿は別居を決意。家族最後の週末、
第3巻
仕事を辞めるはずだった純平は、
第4巻
私と純平さんは、本気で愛し合ってました―。里奈の告白に泣き崩れる杏寿。そんな傷心の杏寿に黒井から電話が…よみがえる「女」としてのトキメキ。杏寿はこの危険な誘惑に落ちてしまうのか…!?
第5巻
過ちを認め「真剣に付き合っていた」という純平の言葉に喜びを隠せない里奈だったが、杏寿と純平がやり直すことを知ると、杏寿の“一夜の過ち”を暴露してしまう。さらに軋む二組の夫婦、その先にあるのは……。
第6巻
過ちを詫び、お互いを許しあった杏寿と純平。一方里奈は、麗華になけなしのお金をせびられた上、渡との離婚を決意する。全てを失い純平への思いを募らせる里奈は……。
第7巻
SNSを調査し、麗華と黒井の正体を暴いていく杏寿。純平は職場の事務員の武田さんに里奈について「想うこと」を聞かされて……!?