夫・高森純平(たかもりじゅんぺい)を追いかけて、岐阜に行く高森杏寿(たかもりあず)。
2人は、里奈の策略に少しずつ気づき始めます。
ホリデイラブ第6巻あらすじ
再び夫婦の信頼を取り戻した高森夫妻。
アズは、夫・純平の不倫相手の里奈の夫・井筒渡(いづつわたる)に慰謝料の200万円を振り込みます。
一方、友人のハナちゃんにより、インターネット上での黒井のさまざまな偽りが暴かれていきます。
同時に、黒井と坂口麗華(さかぐちれいか)、里奈の関係にも気づくアズ。
そのころ、岐阜で単身赴任中の純平はまたしても里奈に翻弄される日々を送っていて……。
モラハラ男の特徴! 言葉がナイフのように突き刺さる
ここからは私の感想です。
『この人と話すと、体中をナイフで切られるようにゾッとする』
あ、デジャブ……。
体験したことがある方は、そう思うんじゃないでしょうか。
モラハラの人と対峙した人にしかわからない独特な空気感を、すごくよく表している一コマです。
だから、夫である井筒渡(いづつわたる)から、こんな言葉を毎日浴びせられたら、どんなに可愛くて賢くても、少しくらい歪んじゃうんじゃないかなぁ里奈ちゃん……って思ってしまうんですよねぇ。
しかもこれ、あんまり他人に話しても理解してもらえないんですよ。
一見いい人そうに見えるというのも、「あるある」です。
現に、アズも最初は紳士な男性だと思っていましたよね。
原作者の、こやま先生はモラハラの人と会ったことあるんじゃないかなー(笑)
渡だって許したい! 愛し方がわからない可哀相なサレ夫
家を追い出された里奈が、自宅に戻ると、子どもたちの前で「土下座をしろ」と渡に要求されます。
「お前が今ここでオレに土下座して“もう二度としない”と誓うなら、もう一度だけ許してやる」
渡だって、浮気バカ女を許したいんだ!!!!
ということに気づいてしまいました。
あまりにも口調がきついので、感情がうまく見えない渡ですが、本当は深く深く傷ついていて、里奈のこと許すチャンスが欲しかったんじゃないかな……。
じゃなきゃ、土下座しろって言ったり、わざわざ子どもを見せたり、しないですもんね……。
離れていく妻の心を、子どもを餌に引きたい。
なんて悲しい男なんでしょうね。
どうにもこうにも不倫夫が許せない
さて、最新刊(2018年9月現在)では、ふたたび純平が里奈に翻弄されまくります。
里奈が、会社の人間関係をかなり巧妙に使って純平をコントロールする様が描かれており、純平が逃げられないのもよくわかる……
わけないだろ
↑この尊い思い出を、夫婦二人で思い出した後にですよ?
また里奈に操られ(?)て?
シチュー食べられなくてごめんって?
メールもう少し返すからって?
いやもう、何も擁護できない。
一番筋が通ってない。
反省の描写はたくさんあるわりに、行動がふにゃふにゃ。
しかもなんでずっと里奈のせいなの?里奈だから逆らえないとか、自分の無力感や不甲斐なさを里奈のせいにしないでほしい。
この状況全部自分のせいだからね。
純平ほんと嫌いなんだけど、男性はみんな「わかる」って言うらしいんですよ。
そこも含めてクソ。笑
全女性が、こういう男を好きになったことがある!!!!(涙)
渡じゃないけど、
『土下座して謝れ!』
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