出会い系で出会った男・黒井に「浮気する男というのは“そういう人種”なんです」
と、純平が浮気を繰り返すということを予言される。
第3巻あらすじ
別居してからというもの、週末に寮にいることを後輩たちに悟られないように車中生活を余儀なくされる純平。
そんな中、母親の介護で退職したいと会社に話した結果、アズたちのいる京都に異動で帰れることとなります。
一度は別居したものの、純平を受け入れるアズは、井筒夫婦が離婚するということを聞き、井筒渡(いづつわたる)に会って話をすることに……!!?
そして、「家に帰る」という話を聞いて絶句する里奈!(ホラー!)
サレ妻は、不倫が終わっても、いつまでも苦しい
ここからは、私の感想です。
純平が自宅に帰ってくることを許可しても、一挙一動が気になってしまうアズ……。
ちょっとスマホが鳴っただけで動揺してしまう。
“こんなに思ってくれてるの形”が「スマホ全部見ていいよ~」なんて、つらすぎますよね。
信頼してたら、他人のスマホとか興味ないですからね……。
*
ちょっと話がそれるんですけど、この巻を読んでいるときに
「ここまで思ってくれてるの形を見せられていたのに、どうして許してあげられなかったんだろう?」
って終わった恋愛のことを思い出しました。
私は今現在別の男性と幸せに生活しているので、もうどうでもいいんですが、不倫問題の渦中にいる方たちはどのような気持ちでこの漫画を読むんでしょうね。
ゲロ吐くんじゃないか
悲しいね……恋愛が始まるときは二人の意思が必要なのに、終わる時は一方だけの意志でいいんだもんね……
これは不倫に関係なくカップルに響く名言!
里奈……本当に執念深くて計算高くて、おそろしいほどの粘着力だけど、素直で憎めない。
だってあんなくそ男と一緒に住んでたら、そりゃあヨソの芝生がよく見えるよ……。
「私だって幸せになりたい」だけなんだもんね。
(アズの立場から見たら、たまったもんじゃないけど……)
ダブル不倫でなければいけなかった理由がある
里奈についてずーっと考えているんですが、里奈はダブル不倫じゃないと自分を救えなかったと思うんです。
だって、あの鬼畜夫・渡だって、最初からあんなわけわかんない感じだったわけではないようなんですよ。
アズと会った時に
「僕は里奈が大好きなんです」
「(里奈への気持ちが)結婚前よりずっと上がりました」
って言っていたし、大切に大切にしていたのになーんか歯車が狂ったタイミングがあったんじゃないかなぁ……
里奈自身、
あれれ、幸せになれるはずだったのにどうして?って。
あんなに思ってくれていた渡さんでも自分のこと(里奈)を束縛して不幸にしてくるんですよ。
だからもう実際に妻子を大切にしている男性じゃないと信用できない
って思ったんじゃないかなぁ……。
ドラマ版ですが、10年前の井筒夫妻が見られるので気になる方はどうぞ!
https://abema.tv/video/episode/50-34_s0_p10
松本まりかちゃん(里奈)と中村倫也くん(渡)の井筒夫妻、キュンキュン♡
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